「それでも夜は明ける」を見ての感想。ネタバレ注意です。

映画

1841年のニューヨーク。まだ奴隷制度が廃止されていない時代で、奴隷の黒人と、奴隷では無い自由に人間らしく暮らせる黒人が共存していたようです。そんな時代があったのも知りませんでした。

主人公のソロモン・ノーサップは自由黒人で、バイオリン奏者として家族と共に暮らしていました。ところがある日、バイオリン関係で知り合った友人達と飲みに行き、その友人達にのせられて深酒をしてしまってんです。

気がついたら鎖に繋がれ、部屋に閉じ込められていました。そしてそのまま囚われの身となってしまったのです。要するに誘拐されたんですよね。そして、自由黒人だった彼は、ジョージアから逃げ出した奴隷という事にされ、奴隷として売られていくことになるのです。

それから11年8ヶ月と26日の間、彼は奴隷として生きていくのです。同じアメリカで、自由な黒人と、そうでない奴隷の黒人が同じ時代に存在していたという事に驚きです。その違いは大きく、天国と地獄です。奴隷時代は最悪の生活でした。

最初に彼を買ってくれた白人男性は、比較的いい人でした。彼にバイオリンをプレゼントしてくれたりもしました。ですが、ソロモンは、そこで雇われている白人男性に、目をつけられ、言いがかりをつけられて殴られムチで叩かれます。

我慢しきれなくなったソロモンがその男に反抗したため、命を狙われる事になります。ソロモンの雇い主が彼を守るために他の人にソロモンを売ってしまうのです。

ソロモンは彼がいい人だがら、自分が奴隷黒人じゃないと言ったら助けてくれるかもしれないと思いましたが、彼にその事を告白すると、「そんな事は聞きたくない、うちも借金で大変なんだ」と言われてしまいました。

売られた先の主人は最悪の人でした。最終的にソロモンは、助かりました。そこで出会った放浪の雇われ人に自分の事を話したんです。黒人の立場は弱いので、力になれないかもしれないけど、やってはみると言ってくれました。

そして、ある日助けが来たのです。助けてくれた人の中に前の主人がいました。そしてソロモンと抱き合っていました。ただ、助かったのは彼だけです。他の黒人は彼が去ってからも永遠に地獄の奴隷生活が続くんです。彼は助かってからも奴隷の黒人のために活動します。

でも、黒人が冷遇されているので国は味方になってはくれなかった様です。ホントに闇の世界ですね。黒人は、身体能力も高い方が多いイメージです。反乱とか起こしたら勝てそうなのに。何でこの状態に我慢し続けたんだろうと思ってしまいました。